キオクノオト

記憶の音 ~ 好きだった人。好きな人。好きになってくれた人。

懇親会で

仲良くなったキッカケが懇親会でのメアド交換だったんだけど、

それ以降、毎年懇親会では席移動をして2人でずっと話すことが当たり前になった。

普段離れた部署で働いているわたし達にとって、公の場ではなかなか会う機会がないから。

 

周りの社員はどう思っているかわからない。

ただわたしはけっこう男性女性かまわず、2人で親しく話すことが出来る相手が多いので

そんな中の一人と話してる風に見えているかもしれないし、

「あの人たち、どういう関係よ?」ってヒソヒソ話の対象になっているかもしれない。

それ以前に、年齢が年齢なんで『怪しい関係』に見えるより、きさくなオバちゃんが

年齢近い人と『あの頃は良かったね』みたいな回想をしているようにしか見えてないかも・・・

 

懇親会では毎回『今年の一枚』と称して、2人で写真を撮るようになった。

これも、わたしはいろんな人とやっているので不思議な光景ではない(はずだ)。

そう思ってるのは当人たちだけで、実は怪しまれてますよ~なんてことはよくあるけどね。

 

『今年も一緒に撮れて良かった』

後からLINEで写真が送られてきた。

 

仕事に厳しい彼は普段は笑顔とは無縁らしいが、

わたしと撮った写真は楽しそうな笑顔だった。

 

これから何枚増えていくのかな。

それはあまり考えないでおこう。

わたしは『永遠なんて無い』と思う主義だ。