キオクノオト

記憶の音 ~ 好きだった人。好きな人。好きになってくれた人。

話していて大丈夫なんですか?

週1ペースで彼から電話がくる。

仕事が終わった頃の時間だから、多分車の中からかけてくるんだろうけど。

 

先日は明らかに家だと思われるところからかけてきた。

 

『自宅ですよね?大丈夫なんですか?

お家の方(奥さんとは言いたくなかった)から変に思われませんか?』

 

『あー、それは大丈夫です。気にしないでください』

 

わたしだったら、自分の夫がいくら仕事関係であっても女性に電話を

かけていたら気になるし、聞いてないふりしながらも聞き耳を立ててしまうだろう。

 

後日、彼の支店にいる仲良しの女性に

『あいつ(と呼ばれているのも微妙だけど・・・)、絶対に奥さん出ってたよ』

と聞き、ちょっとびっくりした。

『寂しいんだかなんだか知らないけど、夜な夜な部下に電話掛けまくり~(笑)』

こんなことまで言う。

 

彼の家庭になにがあったかわからないけど、

いつも強がっている彼も人並みに『寂しい』という感情があるんだね。