キオクノオト

記憶の音 ~ 好きだった人。好きな人。好きになってくれた人。

7秒は挽回できた

彼の趣味はマラソン

1年中、朝または夜にランニングしているというし

年に何回もいろんなマラソン大会やチームを組んで駅伝大会に参加している。

 

社内にもクラブチームみたいなのがあって、

年に1~2回は駅伝に参加していて、今回一番大きな大会があった。

もちろん彼も選手として参加。

 

予定がなかったら応援しに来て。

ariesさんがゴールに居たら、俺すごく頑張るから。

と。

 

いや、チームに関係ないわたしが会場に居たら

そりゃ誰もが「何で?」と思うでしょ。

 

大会前夜と当日朝、応援のメールを送った。

 

夜に大会の記録証と記念写真がLINEで送られてきた。

ビジネスマンじゃなくスポーツマンの彼の顔が写っていた。

 

ほどなくして電話。

『みんな良い走りだったから良い記録が出たんだけどなぁ~。

俺あと7秒は挽回出来たはずなんだよなぁ~』

 

チームの一員としてなかなかの記録を出したのに

やけに悔しがる。

 

わたしがゴールに居たらもっと早く走れたんだって(笑)

ホントかなぁ??