キオクノオト

記憶の音 ~ 好きだった人。好きな人。好きになってくれた人。

秋の始まりに二人で会う

先日、彼と久々に会った。

会議の日に絡めて前泊でわたしに会いに来てくれた。

 

彼が宿泊するホテルのロビーで待ち合わせ。

ソファに座っているわたしを見て、彼は手を上げる。

わたしも彼に気付いて手を振る。

 

一軒目。

美味しい料理を出すという小料理屋に行く。

彼が前に上司に連れて行ってもらったお店だというところ。

 

二軒目。

生フルーツを使ったカクテルを出すお店に行く。

わたしが以前同僚と行って、お気に入りのお店。

 

明日は会議だから早めにお開きにしましょう、と言っていたのに

日付は変わっていた。

たくさん話したもんね。

わたしは彼の声を聴いていたいし、

彼もまたわたしの声を聴いていたい(らしい)から。

 

初夏の頃会って、真夏は会わなくて、そして秋の始まりに会う。

やっぱり電話で話すのとは違うね。

二人で会っていると楽しいね。