キオクノオト

記憶の音 ~ 好きだった人。好きな人。好きになってくれた人。

研修で一緒になった

不定期に開催される社員研修があって、

わたしがそれに参加するのは久しぶりのことで

(前回参加したのは何年も前のこと)

彼には前日に

「明日わたしも参加します」

とメールを入れておいた。

 

当日、研修会場に着いたらちょうど彼の真後ろの席が空いていて

流れ的にそこに座るのが自然だったので

「お疲れ様です」

とお互い会釈をして着席した。

 

研修内容はわたしにとってそれほど興味があるものでもなく

退屈だったので、ぼーっと彼の後ろ姿を見ていた。

 

夜に電話で話した。

後ろにわたしがいて、嬉しい反面すごく緊張したそうだ。

本当は話したかったけど、周りの目が気になったから

挨拶だけでごめん・・・と。

 

いや、その程度で抑えておいたから良かったんだよ。

そのほうが自然で悪目立ちしないから。

 

来週はゆっくり会おう。